日本ではスマートフォンといえば一部のITに詳しい人を除いてほぼiPhoneと同義になりつつありますが、中国ではiPhoneの正規版があまり売れず(香港経由の水貨は相当普及していますが)、スマートフォンという言葉自体もまだあまりメジャーではないため、市場は比較的カオスの状態にあります。
モトローラ-がかつまだ中国市場で力を持っていたかなり前から中国ではスタイラスを使ったタッチパネル式のスマートフォンのような端末はそれなりに人気もありましたし、HTC(大陸ではDopodブランドで展開)なんかも積極的に似たような端末を投入していましたから、スマートフォンという言葉はそれほどではなくても、タッチパッドタイプの端末に対する違和感はそれほどありません。
スマートフォンは中国語で智能手機といいます。水貨だったり海賊版だったり、コピー機だったりいろいろな素性の端末が入ってくる中国では、いじりがいの少ないiPhoneは寧ろお金持ちのステータスに近い存在で、いろいろ試してみたい人にはandroidを搭載した端末が人気です。
中国でもiPhone4が近々発売されると言われています。キャリアがチャイナユニコムなので(怒られるかもしれませんが、中国におけるチャイナモバイル-チャイナユニコム-チャイナテレコムの関係は、日本のドコモ-ソフトバンク-auに近いかもしれません)、大ヒットというのは難しいと思います。
しかもAndroid搭載のスマートフォンだと安いものだと1,500元くらいから購入できるのでそもそもスマートフォンに興味があるようなある程度のリテラシーを持つ人はそっちへ流れそうな気がします。
まだまだカオスの中国スマートフォン市場はいろいろ面白いことがありそうです。
本日の結論
中国では、iPhoneは電話というより、ヴィトンの鞄に近い存在です。
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