余る白、不足する青

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高学歴のワーキングプア「蟻族」100万人超、22-29歳に集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000009-rcdc-cn

 

これはもうかねてから問題になっているブルーカラー不足とホワイトから余剰の深刻化ですね。

お仕事の関係上、中国の華南地区の電子製品工場の社長さん等とお話をすることがあるのですが、社長さんにとって恐怖なのは労働節、国慶節、春節等の長期休暇です。長期休暇で実家に戻った従業員が、休暇が終わっても戻って来ないからだそうで、社長さんの知り合いの工場では、50人が実家に帰って休み明けに戻ってきたのが23人しかおらず、大変な目にあったということでした。

最近は大都市だけでなく、地方都市でも大規模な開発が進んでいるので、わかわざ沿海部に出て行かなくても自分の実家の近いエリアでも建設現場はあるし、実家に戻ると知り合いや友人と給料等の情報交換も活発に行うので、条件の良いところで集団で移動するということも多いそうです。

その一方でこの記事のようにホワイトカラーは余っています。

人手が足りないと困っている企業、仕事が無いと困っている学生。仕事を選んでいるからいけないんだという声もあるのですが、子供のころから死にものぐるいで勉強してやっと一流大学を卒業して、さあこれからという若者に建設現場で穴を掘れと言っても本人は受け入れられないでしょうし、なにより本人のご両親がとめるような気がします。

逆に、建設現場では相当の報酬を提示しても労働者、特に工作機械等を扱える熟練労働者が非常に集まりにくい状態になっています。

賃金格差の話と同様に、この問題も中国が世界の工場から世界の市場へシフトするまでは根本的な解決はできないような気がします。

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