2010年6月アーカイブ

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1大学50强排名  中国難関大学トップ504731 
2贵州山体滑坡 貴州省土砂崩れ災害関連1247 
3魏敏芝 子役→米国留学→女優復帰→監督の才女1595 
4石宗源 貴州省共産党委員会書記、土砂崩れ災害復旧で陣頭指揮366 
5库萨克 米国俳優ジョン・キューザック、中国の女優コンリーの彼氏という噂462 
6西班牙vs葡萄牙 W杯 スペインVSポルトガル12248 
7卢彦勋 台湾人初のウインブルドンベスト8入り904 
8巴拉圭vs日本 W杯 パラグアイVS日本6947 
9黄和祥 シンガポールの煙草王、コンリーのご主人2093 
10胡安 フアン・シルヴェイラ・ドス・サントス、ブラジルのサッカー選手493 

 

余る白、不足する青

高学歴のワーキングプア「蟻族」100万人超、22-29歳に集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000009-rcdc-cn

 

これはもうかねてから問題になっているブルーカラー不足とホワイトから余剰の深刻化ですね。

お仕事の関係上、中国の華南地区の電子製品工場の社長さん等とお話をすることがあるのですが、社長さんにとって恐怖なのは労働節、国慶節、春節等の長期休暇です。長期休暇で実家に戻った従業員が、休暇が終わっても戻って来ないからだそうで、社長さんの知り合いの工場では、50人が実家に帰って休み明けに戻ってきたのが23人しかおらず、大変な目にあったということでした。

最近は大都市だけでなく、地方都市でも大規模な開発が進んでいるので、わかわざ沿海部に出て行かなくても自分の実家の近いエリアでも建設現場はあるし、実家に戻ると知り合いや友人と給料等の情報交換も活発に行うので、条件の良いところで集団で移動するということも多いそうです。

その一方でこの記事のようにホワイトカラーは余っています。

人手が足りないと困っている企業、仕事が無いと困っている学生。仕事を選んでいるからいけないんだという声もあるのですが、子供のころから死にものぐるいで勉強してやっと一流大学を卒業して、さあこれからという若者に建設現場で穴を掘れと言っても本人は受け入れられないでしょうし、なにより本人のご両親がとめるような気がします。

逆に、建設現場では相当の報酬を提示しても労働者、特に工作機械等を扱える熟練労働者が非常に集まりにくい状態になっています。

賃金格差の話と同様に、この問題も中国が世界の工場から世界の市場へシフトするまでは根本的な解決はできないような気がします。

大雨の中の通勤は大変

月曜日の朝、大雨が降るとほぼ確実に大部分の写真が遅刻します。

現在の中国のインフラの状況を考えると致し方ないので諦めるしかありません、定時に着けるように早めに家を出ればいいという声もありますが、渋滞2時間半なんてことになると社員を責めるのも酷だと思います。

 中国の南方では大雨による被害が大変なことになっていますし、今後はこうした都市災害に備えたインフラ作りにも重点が置かれていくようになっていくと思います。


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中国奮闘記(21)

 彼女との日本語学校設立という話は、僕が已に張さん(仮名)と日本語学校を立ち上げていることと、現在のところ大連までいくつもりは無いというので立ち消えになったが、僕と彼女の付き合いは、その後も続くことになった。

 
しばらくお友達としてのお付き合いが続いたが、健全なグループ交際等も経て、最終的には正式に恋愛関係のお付き合いとなった。中国の女性との恋愛というのも初めてだったし、だからといって日本の女性との恋愛経験もそれほど豊富でなかった僕なので、日本人と中国人であったとしてもそれほどのギャップもなくつきあうことができた。
 
彼女が割とせっかちな性格なのに対して僕は生来から鈍感なのんびり屋であったので、たまに喧嘩したとしてもそれほど深刻なことになることは少なかった。喧嘩するときは彼女は中国語で僕は日本語になるのだが、当時はお互いに表面的な言葉しか理解できなかったこともあり、決定的に傷づけるようなことにならなかったのが、今にして思えば良かった気もするし、この関係は今も続いていたりする。
 
上海の女性は”きつい”というので有名だが、それも夏のスコールのようなもので、一瞬ものすごい勢いで降るが、しばらくするとぴたっと止むので、後を引くことは少ない。逆にあまりにすぱっと切り替わるので、僕が面食らうほどだった。
 
まだグループ交際だったころ、僕は初めて彼女のおうちに招待された、当時の僕にとって上海の生活圏というのは、日本語学校と自分の家付近しかなかったので、それ以外のエリアというのは未知の世界に近く、彼女のおうちというのもその未知のエリアに位置していたこともあり、一人で誤解してかなり怖い思いをした覚えがある。
 
彼女と彼女の友人(男性)と僕とでタクシーに乗り込んで、彼女の家に向かったのはよかったが、タクシーはどんどん僕がみたことがないエリアへ走っていった。しかも道路脇の街灯もあまりついていないうえに、対向車両も10分に2台くらいしかみることができない。
 
そのうち、暗闇の向こうから巨大なガスタンクがみえてきた。暗い通り、対向車両も少ない、ガスタンク、これは何か危険な臭いがする。そういえば彼女の友達という坊主頭の男性も怪しく見えてきた、これはやっぱり僕のパスポートや身柄が目的なんじゃないかと勝手に先走った僕は、引きつった笑顔で耐えていたが、かなりびびっていたのは確かだ。
 
それから15分ほど真っ暗な道をタクシーは走ったが、10月の涼しい時季なのに緊張のあまり大汗をかいていた僕は逆に彼女たちからみるとかなり怪しくみえたに違いない。そうこうするうちタクシーは何事もなく、彼女が住むマンション街に着いた、入り口にローソンがあり、その看板をみたときは何となく安心して体の力が抜ける感じがしたのを覚えている。
 
何のことはない、彼女の住むエリアは空港からあまり離れていないエリアで、CAさんである関係上その辺に住んでいたというだけのことだった。空港は一般的に郊外にあることが多いので、通ってきた道が寂しく感じただけらしい。
 
とはいえ、あまりよくわからない外国人が、夜タクシーに乗ってガスタンクのそばを通ったらなにがしら勘違いするだろうという話を後日彼女にしたところ、
 
予想通り、真夏の巨大スコールが降ったというのがこの話が落ちなのでした。

 いよいよ発売になったiPhone4、iPadに続いて大人気になりそうですが、香港で早くも水貨(非正規ルートで入ってきたもの)が登場しています。

気になるお値段は

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14,800RMB(約200,000円)!

買う人いますかねえ

高校も上海で通う

上海日本人学校に高等部=来春開校へ

 
 
いよいよ、高等部も開きます。学生数2,000人以上という、今の日本じゃちょっと考えられないようなマンモス校ですから、最後は大学までできてしまいそうです。
 
高等部ということは義務教育ではなくなるので入学試験が必要、海外の日本人学校で入試というのもすごく興味があるところです、万が一将来この日本人学校高等部が進学校になったりしたら、日本から上海に留学してきたりするかもしれませんね。
 
上海日本人学校高等部→東京大学
 
っていう進路はなんだかとても素敵な感じがします。

中国の学前教育について

 北京の空港でみかけた学前教育の広告看板です

 

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英文、故事成語、ピンイン暗記(中国語のアルファベット)、童話読み聞かせ、古詩暗唱、知識増進

0-6歳児対象なのですが、かなりハイレベルな暗記系の教育です。

詰め込み式への反省として情操教育、創造性を高める教育等が広がりつつある中国ですが、基本はやはりこうした暗記が依然として中心です。中国のお子さんは小学校に入学する前に二桁の足し算、引き算、かけ算、割り算が普通にできたりしますので、何ともご両親の熱意には頭が下がります。

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1永宁地震    寧夏永寧で深度5の地震1189 
2钟隽仪 中国大学全国試験の文系トップスコアの女学生563 
3取消出口退税 輸出増値税還付取り消しの噂562 
4阿根廷vs希腊 W杯 アルゼンチンVSギリシャ5477 
5网络游戏管理暂行办法 オンラインゲーム管理暫定弁法2375 
6浒苔 青島、大連付近海域9,500㎡にわたってアオモが発生、被害拡大627 
7乌拉圭vs墨西哥 W杯 ウルグアイVSメキシコ2412 
8镇海中学 浙江省の有名進学校、省高校試験スコアトップ100名のうち23名が同校生徒2924 
9山东省粮食局 山東省糧食局公費無駄遣い騒ぎ、昼食費一人平均1,400元が問題に2236 
10法国vs南非 W杯 フランスVS南アフリカ7130 

 

 先日機会がありましたので、上海の5箇所でコーヒーを飲んでみました。

 

①フォーシーズンズホテル(高級ホテル)    

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70元(約1,000円)

 

②真鍋コーヒー(上海の喫茶店老舗)

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30元(約400円)

 

③スターバックス(言わずと知れた世界中にあるカフェ) 

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23元(約300円) 

 

 

④85度C(若者に大人気の格安カフェ) 

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7元(約200円)

 

⑤マクドナルド(中国でもマックカフェを展開中) 

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6元(約180円)

 

個人的には5元でも100元でもコーヒーは大好きです。

 

 

中国奮闘記(20)

その後も彼女からの連絡をのらりくらりと交わし続けた僕であったが、ある日彼女の友達の女性から電話がかかってきた。

 
その女性曰く「あなたは何か勘違いをしているかもしれない、彼女は別に悪い人ではないし、ぜひあなたとお友達になりたいと思っているだけなので、一度くらいは会ってあげてもらえないか」とのこと。
 
ことことに至って、今までの仕打ちがあまりに失礼なことに遅ればせながら気づいた僕は、平謝りで彼女と会うことを約束した。
 
約束の当日、これまでさんざん逃げたり断ったりしてきたこともあり、緊張でがちがちだった僕は、靴下の色が左右で違っているのを待ち合わせ場所で気づいたほどだが、時已に遅しで彼女がとうとうやってきた。
 
内心ははらわたが煮えくり返っていたかもしれないが彼女は笑顔で「こんにちは」と挨拶をした、その後は僕がこれまで上海で行ったことがないようなお洒落なカフェでお茶をしながらお互いの話をした。
 
そのとき彼女は僕に「いろいろと怖い思いをさせてしまってごめんなさい、外国に一人で住んでいたら確かにいろいろ考えてしまいますよね」と逆に気遣いの言葉をかけてくれた。
もともととても単純な人間の僕は、この言葉ですっかり打ち解けて、これまでの自分の中国での体験や経験、今日本語学校の先生をしていること等を下手くそな中国語で説明した。
 
彼女もCAをやめて日本へ留学したいと考えていること、いろいろなことを僕に話したが、もともと僕に連絡をしてきたのは、そっちのほうの意味ではなくて、相談事があったかららしい。彼女はそのとき友達と大連で日本語学校を立ち上げようとしたそうで、そのときに必要な日本語の先生を探していたらしい、それで日本語の先生をしている僕に白羽の矢が立ったのだ。
 
世間というのはとても狭いもので、彼女の代わりに僕に電話をかけてきたあの女性というが、僕が最初に就職していた日本語学校で僕の授業を受けていたらしく、下手くそな中国語で身振り手振りで日本語を教えるスタイルが面白いという話がその女性を通じて、彼女の耳にも入っていたらしい。
 
つまりCAさんからのお誘いというは、何のことはない給料を1500元しかくれない張さん(仮名)と同じ日本語学校設立の相談だったのである。日本語の先生を始めてからわずか1年程度の僕は、日本語学校設立のスカウトに二度もあったことになる。
 
こうして現在の奥さんとのつきあいは、日本語が縁で始まった。

中国奮闘記(19)

 彼女とは、飛行機の上で知り合ったというとドラマのようでかっこいいけど、それほどドラマチックな展開ではなかった。

 
その時僕は、たまたま実家に戻る大阪行きの飛行機に乗っていた。そこにこちらもたまたま彼女が客室乗務員として乗っていた。彼女は普段ファーストクラスかビジネスクラスを担当するのだが、その日は同僚が病気で欠員が出たので、エコノミークラスを担当していたらしい。
 
中国系の航空会社にありがちな、がんがんに冷房が効いている機内で凍えて遭難しそうになっていた僕は何人かの客室乗務員に「毛布をもらえませんか?」と一生懸命伝えていたのだが、これがまったく通じなかった。
 
英語はまったくできないし、下手くそな中国語では聴き取ってもらえず、最後にはイヤホンが出てくる始末、恥ずかしがり屋で内向的な僕はまったく必要ないイヤホンを片手に笑顔で「謝謝(ありがとう)」と答えるしかなかった。
 
そのとき、近づいてきて「何か欲しいですか?」と日本語で声をかけてきたのが彼女だった。サービス用語として「何か欲しいですか?」という日本語は多少問題があるかもしれないが、凍えて唇がやや紫色になりつつあった僕にとっては神の声であり、ようやく必要な毛布を手に入れた僕は彼女に何度もお礼を言った。
 
彼女は、日本語を勉強しており、将来日本に留学したいと思っていること等を僕に説明した、僕のほうも上海の日本語教室で教師をしていること、新しい日本学校を立ち上げるつもりでいること等を、50%くらいふくらまして話した。
 
すると彼女は、「私も日本語を勉強したいので、もし上海に戻ったら連絡をもらえませんか?」という予想だにしなかった答えを返してきた。後に聞いたところだと、特に深い意味はなく、純粋に日本語上達のために、日本人の友人が欲しかっただけらしいのだがそのときはお互いに電話番号を交換して、彼女は仕事に戻り、僕は再び大嫌いな飛行機の上で嫌な揺れを我慢しながら眠りについた。
 
CAさんに声をかけられた上に、また会ってもらえませんかんどという人生で一回あるかないかの展開に普通ならすっかり舞い上がってしまうかと思いきや、そのときの僕はまた無駄に冷静に「これは何か絶対に裏があるに違いない、こんな貧乏日本人にCAさんが近づいて来るなどありえない、ここには何か陰謀が感じられる」等と勝手に判断してしまい、その後上海に戻ってからも、彼女からの電話に出なかったり、お誘いを断ったり、約束の時間に現れなかったりという暴挙に出たのである。
 
結婚した今こんなことをしたら、間違いなく死刑であろうが、このどう考えても住む世界が違いすぎて、当時の僕には壮大などっきりにしか思えなかったのだ。

社会現象としての離婚 中国は独特?

「中国、09年に246万組が離婚」

離婚率が前年比で上がってますが、同時に結婚率も上がっているわけなのでどうということはないかなと思いましたが、中国在住の友人にこの話をすると面白い答えが返ってきました。

離婚率が増加しているのは中国の現状と無縁ではないのかも?

理由は以下のとおりです。

1、中国では富裕層の離婚や浮気はある程度多めに見られる

戦国時代には英雄色を好むという喩えもありました。中国の大金持ちの男性は結婚離婚を繰り返す傾向があり、結婚のたびに力をつけていく傾向があります。その時々に応じた層の女性と付き合うということなんでしょうね。そういう風潮があるので世間でもある程度経済力がある人の離婚は「まあ仕方ないよね」程度に見られることがあるのだとか。

最近の経済成長で増加している成金が同じように見られるのかもしれません。経済成長->成金の台頭->成金の離婚には寛容。というのが常識化しているのかもしれないですね。

2、一人っ子政策世代が婚期を迎えている

一人っ子政策で甘やかされて育った世代が婚期を迎えている最中です。親にとても大事にされてワガママ放題に育った人たちなので嫌なことはすぐに辞めてしまう。結婚も同じかも。大事な一人息子が辞めたいと言えば親も反対はできないようです。

さらに一人っ子同士が結婚することによる家の間の緊張、という問題も裏にあるのかもしれません。
例えば一人娘が嫁にいくということは、その家の財産が全て嫁ぎ先のものになってしまうという考え方が中国の古い考え方にはあるようです。結婚は喜ばしいことですが新婦方の両親は内心少し穏やかではない。そういう確執がなにかの折りに表面化すれば一気に崩壊。というパターンも考えられなくはないと。


そんなようなことを現地の友人との雑談で聞きました。
なるほど深いですね。どの国でもそうですが、社会現象はその国の文化習慣と無縁ではいられません。
その視点から文化習慣をよく理解してその国の今を読み解いていくと興味深い発見があるものです。

家内が出産後入院している静養施設から撮影した写真です。

このあたりは緑が多く、並木通りのお洒落な小道に租界時代の建物が並ぶ、市の現役高官や退職した幹部が住むエリアです。

経済発展でぎらぎらしている繁華街とは明らかに異なる落ち着いた質素な雰囲気の町並みは、上海の違った顔をみせてくれるとても興味深いスポットだと思います。

とはいえ、駆け抜けていく車はみな高級車、それがまたとても面白いところです。

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中国は端午節で連休

 中国は14日から16日まで端午節でお休みです

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中国奮闘記(18)

 ちなみに、日本語学校で給料1,500元という当時の中国の人でもかなり底辺な部類に入る生活をしていた僕だったが、すごいことに已に結婚していた。

 
相手は大体想像がつくと思うが中国の女性だ、しかも一歳年上の姉さん女房だ。彼女はもともと航空会社に勤めていたCAだったのだが、日本留学のために職を辞していた。僕が中国に留学している間、彼女は日本に留学しているという遠距離恋愛は一応実を結んで結婚に至ったわけだが、彼女の周りでは当時相当の反対があったようだ。当時は僕の鈍感さと中国語能力の低さのなせるワザか、そうした空気に一切気づかず、面の皮の厚いのもいいところだったが。
 
彼女の家族、親戚、友人、知り合いは、彼女が僕と結婚することを決めたとき、頭がおかしくなったと思ったらしい、確かに日本人と言えば当時はそれなりに裕福でもあり、駐在員の生活ぶりも現地の中国の人とは天地の差があったわけだから、普通に考えたら日本人と結婚するといえば、ちょっとしたものだったはずだが、よりによって僕である。
 
二人がおつきあいしていたころから、僕は彼女に誘われてよく食事等に参加していたが、中国語能力も低い上に、言語能力に輪をかけてコミュニケーション能力が低かった僕は、食事会に参加しても一言も話さずに黙々とご飯を食べているだけで、かなり感じの悪い日本人に映っていたようだ。
 
本音を言えば、せっかくお呼ばれしたのだから、できるだけ会話に参加して、冗談の一つも披露したいと心から思っていたのだが、何せ会話のスピードが速いし、皆押しが強いので、言葉を差し挟むタイミングもわからない上、上海は上海語が普通なので、何が話されているのかもわからず、話題に入ることもできず、せいぜい「おいしいです」くらいしか言うことができなかった。
 
そうした国籍や性格の問題を抜きにしても、周りが納得も理解もできなかったのは、CAという華々しい仕事をしていた彼女が何故この貧乏日本人といっしょになることを決めたのかということだった。
 
”おまえは絶対に騙されている”と本気で彼女に忠告してくれる友人もいたそうだし、彼女のこれまでおつきあいしてきた男性と比較すると、明らかにワンランクどころか、3ランクくらい落ちる僕と結婚すると宣言した彼女をみれば、周りの人間は、彼女が壊れたと思っても至極当然の判断だろう。
 
逆に僕のほうは、彼女と結婚することを誰にも言っていなかったし、両親すら直前まで僕が結婚することを知らなかったわけだから、国際結婚にありがちないろいろな面倒はまったく存在しなかった。
 
はっきり言ってしまえば、社会経験、人間性、性格の良さ、経済力のどの点をとっても彼女は僕より優れた人だったわけだから、伝統的な結婚観に照らし合わせてみれば、ほぼ僕が彼女に嫁いだようなものだと思う。

車を運転しているときにラジオを聴いていて気づいたこと

中国のラジオの天気予報は、気温を紹介するとき

今日の最高気温と明日の最低気温しか言わない

ちょっと気持ち悪い

明日の最高気温も教えて欲しい

 非常に狭い話ですが、同じような境遇の方がいらっしゃったら参考にかんと思い、メモします。

 
日本では携帯電話を持っていれば地図を検索したり、ネットにつないだり、メールを送ったりということが自由にできます。
 
しかし、私のように普段中国にいる人間は、日本ではプリペイド携帯を使っていたり、一番シンプルで月額利用料も安い、機能満載ではない端末を使っていることが多く、これは基本的に通話にしか使うことができません。
 
なのでこれまで出張中に街中で突然地図や調べ物をしたいと思っても、その都度PCを開くしかありませんでした、これは不便なことこの上ないですし、街中でノートPCを広げるのもややはばかられることもあり、その都度カフェ等に入り、あまり飲みたくない飲み物をお金を払って飲むこともしばしばでした。
 
現在は、Pocket Wifiを導入することによってこの問題を解決しました。Pocket Wifiを持っていると携帯用無線LANルーターとして機能するので、普段中国で使っているWifi機能搭載のスマートフォンが、日本でも携帯ウェブ端末として機能しますので、GoogleMapやウェブ、メール等をこの端末だけでチェックできるようになります。
 
なので、そんなにたくさんいるとは思いませんが、私と同じような境遇の方はPocket Wifiの導入がおすすめです。今流行のiPadもPocket Wifiがあれば3G回線は必要ないですし(emobileの電波状況によりますが)、Pocket Wifiは5台まで機器をつなげることができるので、PC、スマートフォン、iPad、ワイヤレスLAN機能付きデジカメ、任天堂DSを同時につなぐという荒技も可能です。
 
普段基本は海外、月一ペースくらいで日本出張という方はおすすめの方法だと思います。

オンラインショッピングの躍進

1億人がネットで買い物 中国、取引額は48兆円

中国政府はけっこう適当に数字をカウントしていることもあるので取引額48兆円という数字をすぐに信じることはできないかなと思いますが、ネット利用者数が1億人を超えたというのはそうかもしれません。人口の10%弱ですから。

数字だけ見ると大層に思えるのですが、中国という国の規模からするとまあいまだとこれくらいかな。という感じにとれます。それだけ大きな国だということですね。そして中国のネットショップはまだまだこれから躍進するでしょう。躍進のポイントとして考えられることはたくさんあると思いますが、例えばモバイルでのネットショップ利用が上げられると思います。

中国の携帯は電話利用がメインでありまだまだモバイルでインターネット通信という文化は一般的ではありません。携帯から小額決済でインターネットサービスを利用することが一般的になってくるとネットショップ利用の裾野は大きく広がるんじゃないでしょうか。また、iPadライクな端末の普及によって電子書籍の利用が普及すれば電子商取引額の増加は日本のそれと比べられないものになるんじゃないかと思います。

この流れの中で、日本から進出した楽天、ヤフーは利益を伸ばすことができるでしょうか。
伸ばしてもらいたいものですが、実質事業主体は中国企業だと思われるのと、円と元が今の状態だと思うように儲からないんじゃないかなと思ったりする今日この頃です。

中国奮闘記(17)

通勤時間往復6時間、給料2,000元はさすがに厳しいと感じた僕は、張さんにこの現状を正直に話してアルバイトを始めることの承諾を得た。当初は難色を示した張さんだったが、給料上げろと言われるよりは良いと思ったのか最後は一応僕のアルバイトを認めた。

 
といっても別に日本語教師とまったく違う仕事をしたわけではなく、アルバイトも日本語学校の仕事の延長線上にあるものだった。それは日本にある日本語学校に連絡して、中国の日本語学校で勉強している日本へ留学したいと考えている学生を紹介するというものだった。
 
当時、日本へ留学を希望する中国人が急激に増えていたが、それを効率良く仲介する組織や機関、サービスが今ほど充実していなかったので、中国側では受け皿になる日本の日本語学校がうまく見つけられず、日本の日本語学校は中国人学生をうまく見つけられないということが起こっていた。
 
このギャップをうまくうめる仲介業をやれば、仲介料をかせぐことができると考えた僕は、さっそく張さんの日本語学校設立を支援した教育企業グループの偉い人に頼んで、彼らの運営する正規ライセンスを持つ留学仲介サービス会社の社員として、留学斡旋のアルバイトを始めた。その教育企業グループでも、留学仲介は利幅の大きいビジネスとしてサービスを拡大したいと考えていたらしく、僕の中国の就業ビザもその企業から出ていたので、渡りに船だったようだ。
 
とはいえ、日本語教師同様にまったく経験のない僕がいきなりがんがん留学生を仲介できるわけもないので、さしあたっては日本にある日本語学校の住所と連絡先、更に中国の日本語学校や教育機関の連絡先を片っ端から調べると同時に、日本留学の現状を勉強することにした。
 
それでわかったことは、中国で日本留学の学生の供給源となっている主な地域が中国の東北地域で、上海や華東地区はどちからというと欧米留学希望者が多いこと、僕の考えた留学仲介サービスの会社や組織、機構は正規、非正規含めたものすごい数あること、留学を希望する学生はそうしたサービス窓口を利用するので、いきなり個人の仲介者に任せたりしないこと等だった。
 
勢いで始めたこの留学仲介のアルバイトは、僕が”もうかるかも妄想熱病症(後に慢性になる僕の持病)”に冒されていたこともあり、日中間の留学仲介のミスマッチというのはどうやら気のせいだったらしいと気づくのに約半年を要した。張さんの許可得て学校の電話を使って連絡した日本語学校は日中合わせて覚えているだけでも一日平均30校くらいはあったと思う。
 
親切に僕の下手くそな中国語を聞いてくれる中国の日本語学校や、日本に来てもらってぜひ話を聞きたいと言ってくれた日本の日本語学校もいくつかあったが、結局留学生を送り込むまで話しが進んだものは一件もなく、そうこうしているうちに授業への取り組みが以前よりまじめじゃないという理由で、張さんから給料を2,000元から1,500元に引き下げるという宣告を受けたとき、僕はようやく決心した。

中国奮闘記(16)

 新しく立ち上がった日本語学校で、教務主任を務めることになった僕はその時点で日本語教師経験わずか1年だった、しかももともと日本語教育が専門ではなかった。

 
それでも何とかそれまで使用した教材を総動員し、見よう見まねで時間割等を作り、もう1人の先生といっしょに授業を組み立てた、日本語学校と言えば最近では綺麗な女性が受け付けに座っていることが多いが、我々の学校の受付は張さんの親戚のおばあちゃんだった。
 
日本語学校を問わず、中国企業は大抵スタートアップの場合、家族企業であることが多い。
後で気づいたのだが、我々の日本語学校でも、社長:張さん、もう1人の先生:張さんの奥さん、受付のおばあちゃん:張さんの親戚、掃除のおばちゃん:張さんの弟の奥さんだった。他人は僕だけだ。
 
こういう構成の場合、確かにスタート時は意思の疎通がスムーズにいくのでうまくいきやすいが、一旦事業が軌道に乗ると家族だけにもめることが多い。名だたる中国の大企業も兄弟や家族、夫婦で起業して成功した後、喧嘩別れしたという例もとても多い。
 
ところで、ようやく立ち上がった我々の日本語学校は、当時その付近に日本語学校が無かったことや、日本のドラマが流行していたこともあり結構な数の学生が集まり、順調なスタートを切った。
 
長年の夢が叶った張さんは大はしゃぎで頻繁に学校に現れては自分も授業を担当して、喜びをかみしめいたが、この時僕はかなり大変なことになっていた。
 
まず、通勤時間。当時僕は上海の西の端に住んでいたのだが、学校は上海の北端にあり、バスを三回乗り換えてやっと学校に着くのに要する時間は片道約3時間という、新幹線なら京都から東京まで余裕で行ける距離だった。土日は朝9時から授業があるので、その授業に間に合うためには朝5時過ぎには家を出ないと間に合わない。
 
朝は早起きすれば良いとしても更に問題なのは夜で、平日は夜9時半に授業が終わってすぐに家路についたとしても、帰宅時には日付が変わってしまう。通勤で6時間というのは、さすがにきつく、ついついタクシーを利用してしまうことも多く、交通費が馬鹿にならなかった。
 
中国の会社では交通費や住居費といった補助は出ないのが普通なので、交通費や家賃は貧乏な僕の財政をかなり圧迫した、如何せん給料が2,000元(当時のレートだと約30,000円)しかないので、その逼迫ぶりはギリシャ財政の比ではなく、必然切り詰められる食費は一回1元、一日3元(約50円)で三食1元のチョコレートパンを食べていた。
 
今でこそパン屋さんでチョコレートパンをみても何とも思わなくなったが、ついこの間までチョコレートパンをみると気分が悪くなることがよくあった。
 
思えば、最初に勤めていた日本語学校ではきついなりにも給料は受け持ち授業時間に合わせて毎月平均で7,000元くらいはもらえていたが、新しい日本語学校は固定で2,000元、前の学校では夏期講習等で1万元の収入になることもあったのと比べると、収入が一気に五分の一になってしまったことになる。その減り具合はプロ野球選手だったら調停に持ち込むほどだが、当時の僕にはこれに対抗する術はまったくなく、2,000元の給料に甘んじるしかなかった。
 
思えば、スタート時に張さんの口車に乗せられて、しっかりと労働契約書を作らなかったことと、冷静に考えてみれば達成できるわけがない一定の学生を集めてきたらボーナスなを支払うので基本給は低めという条件を受け入れてしまったことは、当時の何の人生経験もない、内向的な日本人の僕ならば必然的に発生する失敗だった。
 
ちなみに、中国では基本給与を低くおさえて、仕事の成果によってボーナスを得る提成(ティーチェン、Ti Cheng)という方法がよく使われるが、当時の僕はそれすらも知らなかったわけだから、世間知らずも良いところだ。
 
わずか2,000元で日本人を雇い、自分の夢も実現させた張さんからすれば笑いが止まらなかったに違いない。これについて、張さんの悪意を攻めることは難しいし、今になってみれば、僕にとっても非常に貴重な経験だったと思うことができる。
 
海外で外国人として現地で仕事を探し、働き、生活していくためには様々な困難や問題にぶち当たらざるを得ないし、それがどんな大きな問題であったとしても自力で解決するしかない。目の前に存在する大きな問題を、自分の頭で考えて行動し、解決方法を見つけ出すという物事の進め方は、その後会社を立ち上げたときに僕にとって非常に大きな武器になったし、一日食費3元の生活に耐えてきたことも、いろいろな意味で今でも僕の強力な心の支えになっている。
 
と書いてしまうとなにやら悲壮感漂う雰囲気だが、当時の僕は生来の鈍感が功を奏してかそうした悲壮感や焦りはまったくなく、ただ何となく「なんか俺騙されてない?」くらいにしか考えていなかった。

メモ書き

 この2日ほど思ったことをメモ

・ポジションのメンテナンスが明暗を分ける

・どちらかに思い切り振れ

・ユニクロとアルマーニの間

・長期でみると張さんよりむしろシンさん

・プロデューサー必須

・流行に殺到

・直で地方都市

・アメリカの70年代を考える

・モノからコト

・次はワールドカップ

・地方都市でもう一回万博

・おもちゃも教育に連結

・医療旅行ビジネス

・メーカーと流通の壁

・シカゴか?

等々

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