どれだけの意欲と本気度をもって中国市場に取り組むか、それがこの巨大な市場で成功するか否かの鍵となっている。それは企業の規模というよりも、自社のリソースのどれだけの部分を本気で中国市場に投入する気があるかという一点に集約される。最近、よく中国市場へ進出したいという話がいろいろなところから入るようになってきた。一応正直に実情を紹介して、今となっては既に遅いと思うというお話をさせていただくことが多いが、それでもどうしてもやりたいというお客様には、どれだけ本気なのかを聞くようにしている。ここで"とりあえず最初は小さく・・・"という言葉が出てくる場合、成功の確率はとても低いことになるだろう。
だからといって"中国が駄目ならもう後がない・・・"というのも困りものである。なぜなら日本でうまくいっていない会社が、求められるタフさが日本の比ではない中国で成功するとは思えないからである。どんな会社でも挑戦する権利はあるが、成功している企業は相当の覚悟を持ってやっているし、失敗している企業はやはりそれななりにしかやっていないという点で共通している。例えば、服飾のショップを開店するにしても、知り合いの紹介で安いところが見つかったからという理由だけでそこに開店しているようなことがあまりにも多い。立地が重要な服飾ショップで、友人の紹介というだけで店舗を決めるというのでは成功はおぼつかないし、これは極端な例だとしても、似たような状況はたくさんある。
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