2010年3月アーカイブ

中国市場で戦う(2)

だとすれば、日本企業が中国市場において成功を収めるために足を引っ張る他の外国企業には無い足かせがとれた今、尚苦戦する企業が多い原因は一体何なのであろうか。日本を代表する大企業はほぼ中国市場への進出を終えたか、もしくは経験したといえる現在、賞賛されるほどの成功をおさめている企業や、未来への手応えを感じさせる企業がある一方で、苦戦を強いられている企業が多いのもまた事実である。

 

 苦戦の原因は、様々あげられる-マーケティング戦略の間違い、市場の未成熟、中国消費者の習慣の違い、不当競争、人材不足、反日感情、等など-。それは一見もっともな意見のように思えるが、よくよく考えるとこうしたことは中国市場に進出する前から予想のできたことであり、これらの理由は結局後付けにすぎないのである。中国市場に進出することを決めた時点で、これらのことはすべて考慮し、準備できていなければ成功はおぼつかないのであり、それは中国市場に限らずどのような市場に参入するとしても同様である。

 

 日本企業は、よく"小さく始めて大きく育てる"ということを言うが、少なくとも大企業が中国市場で展開し、そして成功を収めようと考えるなら、"大きく始めて、更に大きく育てる"と考えるほどの覚悟と準備がなければ、冷静で理性的、製品に対してシビアな目を持つ消費者が多数存在する中国市場で成功する可能性はゼロに近いといえる。

中国市場で戦う(1)

 中国市場で、日系企業が展開する場合、よく言われるのが反日感情というものだが、これは当然無視することはできないと言えるものの、それが直接的に中国市場でのビジネス失敗につながることはほとんどない。中国の消費者は製品購入に関しては冷静で理性的であり、自分の買い物の動機やブランドの選択に歴史的経緯が影響することはほとんどない、これは特に若い層に顕著であり、逆に2008年以降、企業の製品品質問題が頻発して以来、逆に"日本製品"に対する"安全、安心"というイメージはより強くなっていると言ってよい。

 ECサイトで日本直輸入と宣伝されている製品が飛ぶように売れ、中国人観光客が日本へ旅行した際に、中国でも買うことができる日本の製品をあえて日本で購入するという現象がこれを証明しているといえる。こうした点からみても、反日感情というものは無視はできないにしてももはやそれが、中国ビジネスの大きなリスクとなりうる時代は既に遠のいているといえる。

 家の近くで、立て続けに高架道路、高速道路が開通しました。

 
引っ越してきたころは周りに何もなくてのどかな風景が広がっていましたが、そのころからわずか2年ほどで、このあたりは虹橋枢紐(虹橋ハブ)になってしまうのですから、上海の変化はとんでもないスピードだと改めて実感しています。
 
実際、高架道路が開通して虹橋空港まで10分でいけるようになりました。虹橋-羽田の飛行機に乗ると、浦東-成田に比べて確実に半日は時間の短縮になると思います。
 
虹橋-羽田便といい、虹橋空港まで10分の高架道路といいまるで私のために作ったのかと思ってしまうほどの運の良さですね。

米ゴーダディー、中国のドメイン名の新規提供を中止へ

米大手ドメイン登録サービスgodaddy.comが中国政府の情報開示要求を受けてcnドメインの新規登録を中止するそうです。

googleに続いて中国のネット規制を牽制する動きが米国内で起こりました。
少なからず米国内で同様のサービスを行っている事業者が右にならうことが予想されます。
他の国々は。。当面アメリカの一連の動きを静観ですかね?

アメリカ政府はgoogleの行動を評価していますから、この件に関しても評価するでしょう。
そうなるとさらに米中間の摩擦に発展する可能性があります。
・・・なんとなく米ソの冷戦が思い出すのは私だけでしょうか?

イーモバイルの通信と音声サービスを月額で利用している。
 
でもネットにつなぐにはPCを立ち上げないといけない、iPhoneの導入も見据えているが、複数端末接続可能なポケットWifiも捨てがたい、ただ新2年に申し込んだばかりなので、今解約ってのももったいない。
 
ウェブシステムのデモを頻繁にやる関係上、WiMAXも気になるわけだが、音声の場合スカイプの月額固定サービスだと日中間だけに限れば695円と安いし
 
出張ベースで日本へやってくる人間には、日本の通信のすさまじい選択しの拡大と混乱は悩ましいところですね。
 

後日、中国の通信事情も紹介する予定です。 

今日のGoogleは?

Mainland China service availability

中国から検索事業を引き上げた中国ですが、置き土産に中国国内でGoogleのサービスがブロックされているかどうかをレポートするサイトを立ち上げてます。

中国政府に対しての当てつけでしょうか。中国政府は今回のGoogleの対応には批判的ですのでこの撤退騒動にはもう一悶着あるような気がしています。

中国撤退のグーグル、北京でアクセスなどの不具合発生

北京市内でGoogleへのアクセス不具合が報告された模様。
これについては、Googleの公式ブログで香港のサーバーに負荷が集中するためにアクセスに支障を来す場合があることが示唆されていることから、それに関連するトラブルかもしれません。Google社の技術者の方々もご苦労様なことです。

Google、中国での検索検閲を停止 - 香港経由で中国語検索を提供

グーグルが中国から撤退を発表しました、検索事業は撤退、その他の事業は今後も中国国内で継続とのこと。
検索事業は香港を経由して行うようです。

http://www.google.cn

にアクセスすると

http://www.google.com.hk/webhp?hl=zh-CN

香港Googleに自動的に飛ぶようになっています。中国国内では検索精度は確かにちょっと落ちたような気もしますが検索速度が目に見えてアップしています。

バックボーン回線が変わって速度が速くなったのか、今までは何らかの負荷がかかっていたのか。。

他にも何かわかり次第お伝えいたします。

「中国のサラリーマン、朝食を座って食べてはいけない?」

たしかに中国のサラリーマンは朝食を外でとるのが一般的です。
朝は街の通り沿いのお粥屋や揚げパン屋が繁盛している光景が日常的です。

道路沿いに椅子やテーブルを出して通行の邪魔になっていることもままありますけど、みんなそれほど気にしているようには見えません。文化習慣からしてこの条例は効力がなかったようです。

どこの国でもそうですが、伝統や習慣はルールの先に立つようです。

あたたか日本屋内

 所用にて、名古屋→東京→仙台→郡山と移動中

 
日本の屋内の温度が高いです、コート着ていると非常に暑い、冬でもエアコンが入っていない寒い屋内が多い中国とはちょっと違いますね。

Webと紙面の葛藤 中国は?

雑誌スキャン販売の「コルシカ」が終了

これは日本国内のニュースですが、少し気になったので。
日本の著作権法ではこのサービスはクロだと思います。しかし中国ではグレー、くらいでしょうか。
中国ではけっこう普通に雑誌をスキャンしたものをWeb上で売っています。

中国のインターネットは発展途上であることもあって、まだこのような業者の存在が問題になっていないのですが、近い将来は日本と同様にスキャン雑誌の販売は禁止されるかもしれません。

で、どうなるの?と言われても紙面業界とWeb業界の利権のバランス等はてしなく複雑な要素が絡んでくるので予想しづらいです。今のところ五分五分でしょうか。Shanghai watchとしても中国の情報をキャッチアップする上でここの動向は重要ですから、逐次情報を追っていきたいと思います。

内陸振興策で出稼ぎ激減!中国沿海部の労働力不足

 

 

今中国で足りないもの

それは電気、そしてです。

この数年、毎年経営者の方にとって旧正月の長期休暇は恐怖の時間です。

労働者の人たちは地元に戻っていくわけですが、その地元で新しい仕事が見つかったり、久しぶりにあった友人に、他にもっといい職場があると紹介されたりしますので、休みが明けると会社に戻ってこないことが多いのです。

先日、知り合いの工場を経営する社長さんとも話したのですが、旧正月に50人が里帰りしたところ、休みが終わって戻ってきたのは、38人だったそうです。

今は内陸部の給与もあがっていますし、この記事にあるように開発が進み、遠く沿海都市まで出稼ぎに行かなくても、近くに職場があるんですね。

中国はこれだけ大きいので、労働者人口が分散してしまうと、方々で人手不足が発生してしまいます。更に一人っ子政策で今後労働者人口が減少し、その上若者がそうした肉体労働を希望しなくなってしまったら、いったいどうすればいいのでしょうか。

日本でも労働者人口の減少が大きな問題となっていますが、深刻度合いで言えば中国も日本とそれほど変わらないという意味で対策は待ったなしの状況といえるでしょう。

 

中国記者ら省長に辞任要求

「中国記者ら省長の辞任要求 腐敗問題で質問され激怒」

どうもこの湖北省長はセクハラ大王として以前から評判が悪かったらしいです。
中国共産党は今腐敗一掃キャンペーンを行っているので、官僚が絶大な権力を持つ中国ですが今回の要求は受け入れられる流れになるのではないでしょうか。

たしかにこの省長のコメントどおり、この要求は政府批判と捉えることもできます。しかし殺人が絡んでいる事件ということと腐敗一掃キャンペーンのほうが重みがあるでしょう。もし辞任要求が受け入れられなかったとしても政府の信頼を貶めたなどとして次の全人代でクビという線も考えられます。いずれにしろこの省長の立場はかなり不利だと見られています。

上海GM Buick New Regalの動画

 これも忘れないように貼っておきます。

 

上海GM Buick New Regalのキャンペーン

http://you.video.sina.com.cn/b/18289100-1557207635.html

最強の獲物

 中国でこれまでみた調理器具で最強

図1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い方は百度やグーグルで調べてみてください

 NOKIAとブルースリー

http://www.tudou.com/programs/view/DT8HpWDu-Gw/

備忘録的に、残しておきます(サイトから消えたら駄目ですけど)。

 

 先日紹介した「三網合一」についての有料ドキュメントの配布を開始しました。

中国政府が推し進める「三網合一」。この方針により中国メディアの革新的な将来が期待されていますがこれに伴う各機関の統廃合を含めて、スムーズに計画が進んでいくのでしょうか。

これについてShanghai Watch中国在住スタッフのqianlanが現地の情勢、政治的背景から今後の行く末を分析します。

テキストは1部 100円。
ご希望の方は、このブログのお問い合わせからお申し込みください。
お申し込み後、Paypalにて決済を行います。


Shanghai Watch 有償コンテンツ

タイトル:『三網合一の行く末』 A4 2Page
価格: 100円(税込)
公開日:2010/3/9

 トヨタの大規模なリコールをきっかけに中国でも日本製品の品質に対する信頼が大きくゆらいでいます。少し前までは、”トヨタはリコールを正直に届け出て、中国企業より偉い”というような声もありましたが、ここまで隠蔽体質等々メディアで触れられてしまうと、さすがに中国でも風当たりは厳しいものがあります。

 
もともと2008年ころから中国でも日本製品の品質問題についてはいろいろとネガティブな騒ぎが発生してきたこともあり、かつてのような日本製品=高品質というイメージがやや揺らいでいたという背景もありました。
 
そしてここにきてトヨタのリコール。
 
タイミングが悪すぎるといいますか、日本製品はかつてのように高品質ではないとだめ押ししてしまったような形になっています。ここからのリカバリーは容易ではありませんし、中国のメディアの特性を考えると、今後何か問題があるたびに今回の大規模リコールの件を蒸し返される可能性が高いと思いますので、トヨタは今後中国市場で大きな足かせをはめられてしまったことになります。
 
まだまだ終わりそうにないリコール問題、これからまた一波乱ありそうです

 本日はセミナーの告知です。

このような内容でお話させていただきますので、中国のECサイト周りにご関心のある方は無料なのでぜひご参加ください。

東京、名古屋、仙台、福島で開催ですので、東京の方以外でもご参加いだけます。

 

インターネットを活用した中国市場攻略セミナー

http://www.jetro.go.jp/events/seminar/20100225680-event

テレビ局が動画サイトに続々と参入

中国動画サイト競争に再び火をつけた「三網合一」

検閲やフィルタリングなどの情報施策から、海外からは中国のインターネット発展が遅れていると思われているかもしれません。

しかし中国国内ではインターネットは急速に独自の発展を遂げているといったほうが正しいでしょう。
「三網合一」というキーワードもその推進のひとつ。テレビ放送、電話、インターネットの3つのネットワークを2015年までに一元化するという方針です。非常に大きな構想ですね。

このテーマは世界的に見てもかなりアグレッシブではないでしょうか。中国はおろか諸外国でもこの3つの業界の権益関係をまとめるなど到底できることとは思えません。日本でもテレビ、電話業界がインターネットに対して保守的な態度をとっているのも、権益を侵されるのを嫌ってのこと。中国でもこの3者の利権争いは熾烈なものです。それをどうやって解消し計画を推進していくのでしょうか。

「三網合一」によって中国国内メディアはどう再構築されていくのか。その中でどのような新しいビジネスが誕生してくるのか。非常に注目すべき動きだと思います。

この「三網合一」については後日特集記事を有料にて配布予定です。
お楽しみに。

 「日本人詐欺に注意!」 中国・広州の日本総領事館が異例の警告

恥ずかしいからやめましょうよ。

確実にもうかるネタは、人には教えないですから普通は。

音楽好きの友人が最近は、ミュージシャンのアジアツアーも最近は上海止まりだって言ってましたし、ジャパンパッシングで日本が沈む中、仲間同士でつまんないことやっている場合じゃありません。