中国でITといえば今はGoogleの話題が8割方を占めていますが、今日こんな記事を見つけました。
つまり、Googleが通信キャリアのChina UnicomとのGphone(Androidベース携帯電話)共同開発を中止するという内容です。この記事をみると“やっぱり中国撤退か?!”と早合点してしまいそうですが、この話には続きがありまして、それがこちら
TD-SCDMA版「Nexus One」が3月に中国で発売?
なんと、中国の通信キャリア最大手、ガリバーChina Mobileから話題のNexus Oneが発売されるそうです。あえて、中国独自仕様のTD-SCDMAを狙ってくるあたり中国市場への意気込みを感じます。
はっきりと覚えていませんが、ユーザー7億といわれる中国の携帯電話市場で、2G時代のChina MobileとChina Unicomのシェアは8:2くらいだったと記憶しています、3G時代になってここにChina Telecomが参入したわけですが、やはりChina Mobileの強さは依然として圧倒的のようです。
だとすれば、W-CDMAというグローバルと統一しやすい規格を採用するUnicomを切っても、TD-SCDMAという中国の独自規格へカスタマイズしても十分儲かるChina Mobileへ乗り換えるのは純粋にビジネス的な判断であって、昨今の撤退騒ぎとはあまり関係がないような気がします(そもそも個人的には撤退という選択には懐疑的ですし)。
もっといえば、China Unicomは今iPhoneを扱っていますから、もうすぐ出てくるといわれるAppleのタブレットがデータ通信カードとのセットで強力なサービスを打ち出したりしたら、Unicom内でのGoogleの扱いは軽くなるのは目に見えています。
更に、China MobileではAndroidベースのOPhoneというプロジェクトがありますから、今後GoogleとChina Mobileの関係はより親密になっていくのではないかと思います。
それより何より、こうなってくると後発のChina Telecomはブラックベリーをあてがわれそうでちょっとかわいそうだなあというのが一番の感想ですが。
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