ネット依存症などが問題になっている中国ですが、インターネットの利用者増加とともにネットショッピング利用数も急増しているようです。1億という数字は中国ではまだ少ないですが、1億突破が事実なら近い将来爆発的に伸びる可能性も考えられます。中国の現在の成長を鑑みると来年は2億、というのも考えすぎではないかもしれません。
中国でのネットショッピング急増の背景には、まず上述のネット利用者の増加があります。
その他に、中国の物流が発達し、代引きサービスが登場してきたというのも原因と考えられます。中国国内ではラジオのコマーシャルなどでネットショップがしきりに宣伝されているようですが、「お金は商品が手元に届いてからのお支払いでOK!!」といった文句でアピールされているようです。代引きは日本では当たり前ですが、中国では長らくお目にかからなかったサービスです。これが中国の消費者に受け入れられ始めたということも大きいでしょう。
中国のネットショップでは現在何が売れているのか?気になるところです。
その辺に詳しい人に聞いてみたところ、化粧品、パソコン、携帯電話などのデジタル製品が主力だとか。スペックが明確で通販リスクが小さいこれらの商品はネットを通じての販売がやりやすいです。これは世界共通ですね。
一方、中国らしいところでは「開運大黒様像」とか「毛沢東主席自筆詩集レプリカ」なども一定的に売れているとのこと。信心深い起業家、熱烈な共産党員というのは一定の市場規模を形成できる数が存在します。ネットショップがこのへんにリーチしているというのは興味深いですね。
中国の広大な国土と人口を考えると、利用者1億というのは大きい数字ではありません。
しかし、ここから簡単に減少が予想される数字でもありません。むしろ今後数年間で増加の一途をたどるであろうと予想されます。
また、中国の特に都市部の人々の急激な生活様式の変化を考えるとネットショッピングが早い段階で受け入れられ、生活行動のスタンダードになるということは十分に考えられます。近年増加している「なんでもレンタル族」、「ホワイトカラー副業族」などと同じように「何でもネットショッピング族」が登場する可能性は高いと考えられます。
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