2009年9月アーカイブ

国慶節モード突入

中国は本日より国慶節モードです。

60周年という節目でいつもより盛大になりそうです。

中国で働いている皆様、良い国慶節休みをお過ごしください。

Shanghai Watch 執筆者一同

民族会議論

とある会議に参加する機会がありまして

出席者は、インド人、シンガポール人、香港人、日本人、ドイツ人というカラフルなメンバー。

会議というのは当然、意見を交換する場でありますから、相手の意見に同意できなかったり、それは間違っている、反対だと思うことはよくあります。

そうした場合、日本人以外のメンバーは普通に「いやそれは違うと思うなあ、僕はこう思うよ」とストレートに反対します。

意見を交換しているわけですから、いろいろな考えがあっていいと思うのですが、私ともう1人参加していた日本の方が意見を述べたときに、インド人がその意見に対して否定的な見解を述べたのです。

それはとても筋が通った見解で、確かにそうだなあと皆が思ったのもつかの間、自分の意見が否定されてしまった日本の方が突然怒り出してしまったのです。

その場は私が何とか取りなして事なきを得たのですが、その後その日本の方は会議に積極的に参加してくることはありませんでした、インドの人は逆に私に「彼はなんであんなに怒っているだい?」と質問してきたのですが、これは何とも答えるのが難しい微妙な問題です。

日本人は意見のぶつかり合いに慣れていないのか、それともそもそも向いていないだけなのか、自分の意見を相手から否定されるのをものすごく恐れる傾向があります。

日本人同士の会議であれば、以心伝心でそこはわかっているよね?的な空気で問題はないのですが、海外に出てくると、上述のように各国の人間がしかもあまり慣れていない言語で自分の意見を交換しますから(この会議では運良くみな中国語が話せたので中国語の会議でした)、お話もストレートになってしまいますし、わかり合っていることが前提で会話が進む日本人としては、反対意見がなんだか自分の人格を否定されているように感じてしまう可能性は大きいと思います。

これは、中国にきていろいろな国の人とお話をしていて、特に感じることが多いギャップのうちの一つです。彼らにしてみれば意見を交換しただけであって、別に相手の人格を否定しているつもりはないですし、その反対意見に更に反対意見を重ねていくのが議論だと考えているわけですから、これではかみ合わないですよね。

ぶつからなければいけないということではないですが、こうした意見交換とか意思疎通のギャップや違いは、会議に臨むにあたっては理解しておく必要がこれからの時代多くなりそうな気がします。

最後にこの日本の方の名誉のために付け加えておくと、この会議に定時で到着したのはその方と私だけで、後は全員1時間以上遅れてきたというオチがついております。

時間を守るのは日本人の美徳ですね。

それではまた。
 

金融危機で起業する人が増加、高学歴者に顕著―中国

前回の「中国人材雇用論2」でも触れましたが、中国の人は起業意欲が非常に高いです。この記事に特に高学歴者に顕著という言葉があるように、相対的に優秀な中国人ほと起業に走る傾向があるようです。

金融危機なのになぜリスクの高い起業へ?

と日本の方は思うかもしれませんが、中国でも日本同様に公務員、国営企業志望の学生が増えていることは確かですが、高学歴の人はそれ以上にチャンスとリスクをはかりにかけるようです。


例えば、一流大学を卒業して、大手外資企業に入社したとします。月給5000-10000万元を
もらえるとしても、不景気なこの時代、成長市場の中国といえども突然クビになるリスクは避けられません。そうなると、同じリスクを取るならばうまくいけば月収が10万元以上も、更には一夜にして大富豪も夢ではない起業を選ぶ高学歴者の野心も理解できないものではないでしょう。


幸い、中国では政府が若者の起業を支援する政策を矢継ぎ早に立ち上げており、資金や人材の面で若い人が会社を立ち上げやすくなっています。また、大学でも学生起業支援として、インキュベーターの無料貸し出しや、資金、人材支援、施設の無料使用など、自校から経営者を輩出することに積極的です。


何より、腐っても成長市場の中国ですから、「チャイナドリーム」はまだ生きていますし、ビジネス誌で取り上げられるカリスマ経営者の立身出世物語を読めば(実際中国の人は立身出世物語が大好きですし、成功者への素直なリスペクトも日本より強いと思います)、”自分も頑張れば成功できるんじゃないか?”という空気は社会全体にみなぎっていることがわかります。

何より、中国は努力して失敗した人の敗者復活を認める空気がありますので、若い人ともなればなおさらのこと起業したいと考えるのではと思います。


日本はここ数年、新規起業数が停滞していると言われていますので、確率論から言っても将来的に経営者の層の厚さで日本が中国に太刀打ちできなくなる日がやってくるかもしれません。

青い空は久しぶり

久しぶりの青い空なので撮っておきました、開発で砂埃まみれの上海では貴重です。

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トヨタが中国で小型車を新規開発

トヨタが中国で新車開発、販売へ 価格抑えた小型ファミリーカー

私自身、中国内ではミドルクラスのセダンが売れていて小型車は普及していないんじゃないかと思っていましたが、最近では小型車の普及がかなり進んでいるそうです。トヨタだけでなく、日産やワーゲンなども小型車を投入しているのだとか。自動車業界も非常に進化が速いですね。

トヨタはすでにヴィオスの販売を展開しているようですが、ここへ来て現地のニーズを取り入れた新車開発ということは、小型車購入層に対して一気にブランドの定着を促す動きなのかもしれません。この流れは他のメーカーも追従するかもしれないですね。

どんな車ができるか楽しみですね。
来年には販売とのことなので、また紹介できたらと思います。

 

ホーチミンに行ってきました その2

前回の続きでホーチミン紹介をしたいと思います。
写真を整理していたら、去年のホーチミンに行ったときの写真が出てきました。
今回は移動が多くてあまり撮れなかったので去年の写真で街の様子を紹介したいと思います。
去年と今年で変わっていないところを選びました。

市内を歩いていると、けっこう目につくのが下の写真。
 

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真ん中の黒い線がたくさん絡まっている物体。
これは電柱です。もちろん黒い線は電線です。

写真左側にある高いほうの電柱は日本でもよくみるタイプですが、ベトナム市内では真ん中のほうがよくみるタイプです。計画性がなく必要なときに電線を追加した結果だということですが、これは電線が切れた場合のメンテナンスとかが非常に大変そうです。

もつれている部分の拡大がこちら。
 

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施工者も何がどうなっているのかわかってないんじゃないでしょうか。


次にホーチミン市内のネットカフェに行ってきたときの様子。
 

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1時間1ドルで利用できます。
ベトナムのネット需要を考えると、主に外国人向けのサービスじゃないかなと思います。
 

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パソコンについているキーボードは韓国語レイアウトでした。
ベトナムは韓国人観光客が多く訪れるのでそれを意識しているんでしょう。

で、パソコンの電源をつけてみると・・・
 

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いろいろと楽しいことになりました。
まず、画面下のエラーメッセージはウイルスに感染している(あるいは感染している)ということを示すものです。アンチウイルスソフトが入っているのに?と思って確認してみると、カスペルスキーアンチウイルスが「あなたのシリアルキーは海賊版なので使用することができません」と言っていました。

店によるとは思いますが、ネットカフェを利用する際は注意が必要がありますね。ホテルのLANを使う方が確実かもしれません。

ちょっとこれではまともに利用する気になれないですが、とりあえずホームページを表示してみました。
 


Googleベトナムの表示に30秒近くかかりました。ADSLとのことですがおせじにも速いとはいえません。しかしホテルのLANは快適な速度でネットができます。私が泊まったホテルはHOTEL LEGEND。日系のホテルなので回線が優遇されているという可能性があります。この辺のインフラは差別がありそうですね。

次回はベトナム料理の紹介をしたいと思います。

日中で異なるアプローチ

シルバーウィークの連休中なので今日は少しゆるめの内容です。下のほう正解写真は
最初はあえてみないように進んでください。


問題


これはなんでしょう?

 

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正解は

 

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紙コップ用取っ手でした。

中国で会社を訪問すると、紙コップにとんでもなく熱いお茶を入れて出されることがままあります。お茶を出していただくのはとてもありがたいのですが、熱くて持てません。

そんなときに役立つのがこの紙コップ用取っ手です。

この取っ手は、スーパーでパックづめの紙コップを買うとついてくる販促用品なのですが、普通日本では紙コップに熱湯を注ぐことを考えた場合、表面処理を施したザラザラ紙コップを用意したり、写真のようなカップ型のパーツを使うことが多いと思いますが、中国ではもっとシンプルに取っ手パーツを付けることで解決します。

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日本はこんなやつ



 

  

 

「紙コップに熱湯を注ぐと熱くて持てない」という問題に対する解決方法として、日本では表面に処理を施したり、カップ型パーツを使います、一方の中国では取っ手を付けます。同じ問題でも日中で解決方法が異なる事例としてとても面白いと思います。



どっちがよりエコか?という問題については、取っ手のほうがやや汎用性が高いということで中国の解決方法に軍配を上げたいと個人的には思うのですがいかがでしょうか。

 

こんな風に優劣ではなくて、違いとして日中のアプローチの差違を観察すると、中国で広く普及している販促の中でも日本で使えるものがあるかもしれませんね。

 

中国人材雇用論2

前回の「中国人材雇用論」の続きです。

 

独立志向の強い中国の優秀人材


中国では、優秀な人ほど独立志向が強いため、会社勤めをして一定の経験を積むと自分で会社を設立することがよくあります。


会社を立ち上げて、前職で構築した人的ネットワークやノウハウをうまく使って順調に事業を拡大することに成功すれば、サラリーマンをやっていたころの十倍以上の収入を得ることも不可能ではないわけですから、優秀な方ほど機会があれば独立を考えます。


さて、会社を立ち上げることに成功したところで一つ問題にぶち当たります。


それは社長の後が続かないという問題です。


社長は自分の会社ですから猛烈に働きます、そのかいがあって仕事がどんどんはいってくるようになります。そうすると人手が足りなくなって社員を雇うことになるわけですが、
単純作業や電話番等なら就職難の昨今大量に人は余っているのでいくらでも雇うことができる一方で、所謂中間管理職といわれる人材で優秀な人がなかなか見つからないのです。


それは当然、小さな会社に優秀な中間管理職がやってくるわけがないとか、給与や待遇面で満足な条件を出すことができないという問題があるとは思うのですが、私はもっと本質的な問題が存在するのではと考えてます。


それは中国の中小企業における「王将と歩の将棋」の法則というものです。

 

「王将と歩の将棋」の法則


将棋には、王将と歩以外にも、飛車、角、金将、銀将など様々な駒があってそれぞれの約割を担っています。


この将棋の駒は大企業の組織に例えることができると思います。

王将=社長 飛車・角=役員 金将・銀将=部長クラス等々、大企業ですから様々な人材がそれぞれの約割を担って組織として活動することが可能です。


翻って中小企業は、例えるなら「王将と歩の将棋」です。

王将=社長、歩=その他社員となり、中間の飛車、角、金将、銀将がありません。

王将である社長は猛烈に働いていますが、歩であるその他社員は王将の指示通りの動きしかできませんし、自分で判断して動こうという意欲もあまり高くないことが多いです。

こうなってくると、以前聞いた中国の街の社長のように、重要な商談中に社員からファックスが壊れたからどうしたらいいか?という電話がかかってくるような笑えない状況が生まれます。


これでは社長が持ちませんので、なんとかこの歩の中から金将、銀将、飛車、角になれそうな人材を見つけて引き上げようとします。当然、そうした人材も時より見つかるわけですが、往々にしてこういう人は優秀なため、一定期間勤めると転職したり、最初の文章にあるように、独立してしまいます。


こうしてまた新しい会社が立ち上がり、社長だけが馬車馬のように働くことが繰り返されていくことになります。


当然、中にはうまく人材を確保して組織を飛躍的に拡大することに成功している会社もありますが、中国は傾向的にこの「王将と歩」の会社が多いと思います。

 

短期集中利用の仕組み作り


小さな会社は、せいぜい歩の中から光る駒を見つけて、その駒が王将になって独立もしくは金将や銀将になって大手企業に移らないうちに、最大限にその能力を利用することに専念するしかないですし、それが現実的だと思います。


また、この傾向が、中国では右肩上がりの勢いある成長の間だけの現象なのか、中国が成熟した市場(いつかはわかりませんが)になった後も、相変わらずそうなのかで、今後の中国の進む道は変わってくると思いますが、個人的にはどんなに市場が成熟したとしても、中国の人はやはり独立志向が強いままだと思うので、企業では人材というのは一定の期間しかそこに滞在しないということを前提としたスキームを組む必要があると考えています。

「中国でネットショッピングが急増、利用者は1億人を突破」

ネット依存症などが問題になっている中国ですが、インターネットの利用者増加とともにネットショッピング利用数も急増しているようです。1億という数字は中国ではまだ少ないですが、1億突破が事実なら近い将来爆発的に伸びる可能性も考えられます。中国の現在の成長を鑑みると来年は2億、というのも考えすぎではないかもしれません。

中国でのネットショッピング急増の背景には、まず上述のネット利用者の増加があります。
その他に、中国の物流が発達し、代引きサービスが登場してきたというのも原因と考えられます。中国国内ではラジオのコマーシャルなどでネットショップがしきりに宣伝されているようですが、「お金は商品が手元に届いてからのお支払いでOK!!」といった文句でアピールされているようです。代引きは日本では当たり前ですが、中国では長らくお目にかからなかったサービスです。これが中国の消費者に受け入れられ始めたということも大きいでしょう。

中国のネットショップでは現在何が売れているのか?気になるところです。
その辺に詳しい人に聞いてみたところ、化粧品、パソコン、携帯電話などのデジタル製品が主力だとか。スペックが明確で通販リスクが小さいこれらの商品はネットを通じての販売がやりやすいです。これは世界共通ですね。

一方、中国らしいところでは「開運大黒様像」とか「毛沢東主席自筆詩集レプリカ」なども一定的に売れているとのこと。信心深い起業家、熱烈な共産党員というのは一定の市場規模を形成できる数が存在します。ネットショップがこのへんにリーチしているというのは興味深いですね。

中国の広大な国土と人口を考えると、利用者1億というのは大きい数字ではありません。
しかし、ここから簡単に減少が予想される数字でもありません。むしろ今後数年間で増加の一途をたどるであろうと予想されます。

また、中国の特に都市部の人々の急激な生活様式の変化を考えるとネットショッピングが早い段階で受け入れられ、生活行動のスタンダードになるということは十分に考えられます。近年増加している「なんでもレンタル族」、「ホワイトカラー副業族」などと同じように「何でもネットショッピング族」が登場する可能性は高いと考えられます。

ホーチミンに行ってきました その1

ちょっと中国の話題からそれますが、ベトナムのホーチミン市に行ってきました。
せっかくなのでホーチミンのレポートをしたいと思います。

ホーチミンはベトナム最大の都市で昔はサイゴンと呼ばれていました。
人口は620万ほど。主にベトナム南部で人口が集中する都市です。

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9月はちょうど雨季なので一日に一度スコールが降ります。気温は約30度。雨の降らない日中はとても暑いですが、雨が降ったあとの夕方以降はちょっと涼しくなります。それでも日本と比べるととても暑いです。

都市部なのでとても交通量が多いのですが、自動車より圧倒的にバイクが多いです。
道路をバイクの併走が埋め尽くす感じで、毎日バイクレースを見ているような気分になります。10年前のバンコクを思い出させます。

しかし、今回行ってみると、去年と比べて自動車の量が増えていることに気づきました。
去年ホーチミンに行ったときより2倍程度増えている印象がありました。現地の友人に聞いたら「たしかに増えた」と言っていました。市民の所得水準は去年よりも上がっているそうで、自動車が購入できる層が増えてきたと思われます。実際物価も上昇していました。

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写真のようなバナナ売りなどの行商は街のあちこちで見られます。
高級デパートの前などでも普通に行商している感じは中国とは少し違う印象を受けますが、行商の人たちが高級デパートに出入りすることはありません。ホーチミン市内では観光エリア以外での所得層による行動エリア範囲はあまり限定されていないようですが、やっぱり分相応をわきまえて生活が成り立っているようです。

高級デパートやスーパーは概ね中国や日本と同じようなレイアウトです。
少し違うのは警備員の人数が多いことと、買った後に買い物袋を持ったまま店内に入ろうとすると、警備員に止められるというところでしょうか。買い物袋は預けてから再入店しないといけません。万引きが多いからだそうです。店内を撮影したかったんですが、撮影禁止でした。ホーチミン市内のお店は撮影禁止が多いです。

ちなみに、市内の移動はタクシーがもっとも便利です。しかし安全なタクシーとそうでないタクシーがあります。慣れれば車のカラーリングで判断できますが、乗ったときに車載メーターがあるかないかがひとつの判断基準です。メーターがないタクシーは乗らないようにしましょう。トヨタ車のタクシーが多いです。

 

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写真はホーチミン市の中央郵便局です。
フランス植民地時代の建築で、とても大きなヨーロッパ様式の建築物です。
近くにはサイゴン大教会もあり、ことあたりが観光エリアの中心です。ベトナム人よりは外国人観光客ばかり見かける場所です。ガイドさんがしきりに「スリに気をつけてください」と言っていました。

現在ベトナムの景気は上昇気味です。それにともなってホーチミンも去年よりやや活気があるように感じました。外資系の店舗も飲食を中心に増えているようです。日本からのビジネス参入もこれから本格化するかもしれませんね。

次回ももう少しホーチミンを紹介したいと思います。

中国人材雇用論

中国の人は優秀な方はとびっきりの一級品です。前回の「中国にマーケッターは存在するか?」に書いた内容については議論の余地はあるわけですが、少なくとも実務遂行能力の
高さという点は疑いなく高い人たちが多いと思います。

当然こうした優秀な人たちは欧米企業であったり、日本企業であったり、大手国営企業に入社することが多いわけですが、時々交通事故のように弊社にも入ってきたりします。


このような人材を得た場合、会社全体の作業効率の上昇は目を見張るものがあり、30人程度の弊社であれば、そうした人材が2人マネージャーでつけば、私いらないのでは?と思うくらい仕事が回ります。


ただ、大きな会社であればそうした優秀な人材は自発的に社内での昇進を目指して努力してゆくことになると思いますが、小さな会社でこうした優秀な人材をつなぎ止めておくのは大変な労力を必要としますし、そこまでの労力を払ってもやはり流出は避けられないことが多いのです。


こうした人材のモチベーションを維持する方法としては、それは昇進であったり、重要な仕事を任せることであったりするわけですが、難しいのは中国では特に”できる人”ほど独立志向が強く、チャンスがあれば自分で起業しようと考える人が多いことです。重要な仕事をまかせるということは結果として自社のノウハウをその人に教え込むことになりますから、そうしたノウハウを獲得した上で退職独立起業というのでは、みすみす競合を育ててしまうことになり泣くに泣けません。


芽がありそうな新卒を雇って、仕事のいろはを教えこむとやっと使えるようになったところで他の大手企業に転職されるというお話を最近いろいろな中国の中小企業の社長さんから聞きますが、小さな会社が大企業のための人材育成の場になっているのはなんだか少し悲しいですね。


こういう現実があるため、企業では(特に中小企業)人を雇う場合基本的に経験者を優先します。


経験者(当該業界の経験だけでなく、仕事一通りのマナーという意味)を雇用することの
メリットとしては、

1,育てるコストの削減
2,経験者、特に優秀な経験者がもたらす様々なノウハウによる会社全体の底上げ
3,新しい顧客の開拓

等があげられます。

多くの社長さんの本音を言えば、優秀な経験者が入社し、仮に3年でまた他の会社に転職してしまうとしても、この3年間でこの人材を使えるだけ使い倒して元を取ってやろうというのは偽らざる心情だと思います。


人を育てる余裕、能力のある大手企業の就職口には限りがあるわけですから、多くの中小企業が基本的に経験者を優先するという現状では、新卒生の凄まじい就職難というのも致し方ないところなのかもしれません。

ただ、この方法には落とし穴があって、というよりも少し考えればわかるのですが、人材が弾切れを起こします。経験者で優秀な方というのは数が限られています。そして、当然のことながらどんなに優秀で経験のある方であっても最初は未経験者だったはずですから、誰かがこの未経験者を育てるということをしないと、長期的にみて優秀な経験者というが供給されなくなってしまう可能性が高くなります。


その徴候は既にあって、ヘッドハンティングの会社に勤めている方に話を聞くと、マネージャー職の給与が暴騰しているそうです。どんなにお金を積んでも人が見つからない状況だそうで、極端な例だと、月20,000元提示しても人がいないということもあるようです。


優秀な人材の不足と学生の就職難は両者が連動して発生しているものですが、更にここに中国特有の問題が存在します。この問題については次回「中国における”王将と歩の将棋”」で触れたいと思います。
 

オテラサンサク

というわけで、中国の禅寺に行ってきたわけです。
上海は安遠路にある玉仏寺というところです。
 

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で、これが面白い。


これまで仏像にはまったく無学のhachiですが、また必ず行くと思う。

アンケートに「また来たいと思うか」という選択肢があれば◎をするくらい、お気に入りの場所になりました。

禅寺というと、私のなかでは鎌倉五山、そう、みなさんも修学旅行で行ったかもしれない、建長寺とか円覚寺とかをイメージするかと思います。

でも中国はちがいます。というか、ちがいました。

一応、玉仏寺は禅宗・臨済宗らしいです(といっても良く知りませんが)。
日本の禅寺はなにか静寂でストイックな感じがしますが、こちらはにぎやかな感じがします。いろいろな仏さまがいて一粒で何度も美味しいです。

本尊は確かにお釈迦様ですが、阿弥陀如来がいらっしゃるは、薬師如来がいらっしゃるは、弥勒菩薩もいらっしゃるは、羅漢像も四天王もいらっしゃるは、南無阿弥陀仏と書いてあるはと、素人の私からするとメジャーどころが勢揃いしているような気がします(実際はよく分かりませんが。。。。)

まぁ、基本が禅系でも宗派や国が異なれば色々あるわけで、わけの分からない私には美味しいどこ取りに感じて、ある意味進んでいるお寺だな、と感心しました。

他にもお腹がすけば、精進料理のレストランもあるわけで至れり尽くせり。
おまけに「禅 珈琲」というカフェも併設です。

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若い方もカップルで真剣に参拝していて、中国人の信心深い一面を見ることができました。


まぁ市民への開放度、サービス充実、見所満載、布教活動もまじめ、ということで最も進んでいるお寺のような気がします。

日本にも、たとえば東京・神谷町にある光明寺。ここはオープンテラス併設され、無線LANなどもあり、開かれた感じがします。

が、ここは静寂な佇まいがあり、同じ都会のお寺として上海の玉仏寺とはちがいますね。

http://www.komyo.net/kot/

※先日、近くまで来たので立ち寄ってみましたが、ガランとしていてテラスはお休みだったようです。

で、話を戻すと、この玉仏寺最大の見所は、玉仏の本尊座像でも涅槃像でもありません(と個人的に思う)。

お勧めは、本堂にあたるのかな?大雄宝殿と呼ばれる建物の内部には3体の大きな如来像がいらっしゃるのですが、最大の見所はその裏ですね。

壁一面に上から下までびっしり配置されている仏像?群(羅漢像なのかな?)です。

これはすごいです。ずっと見ていても飽きません。

私は一瞬、メキシコの教会でみられるウルトラバロック様式を思い出しましたが、それを連想させるくらいのインパクトは持っています。

この壁面仏像群とウルトラバロックの共通点を無理にいえば、土着的解釈、過剰装飾、そしてその過剰装飾に由来する畏怖のような気がします。

が、まぁそんなことはどうでもよくて、この夢に出てきそうな仏像群は単純に怖いというか、ユーモアにあふれているというか、その、素晴らしいです。

まぁ、他にも着ている物がやはり唐風だなぁとか、道教の影響もあるんかなぁとか、螺旋を描く天蓋(というのか?)がきれいだなぁとか、博物館並みに一日過ごせる場所だと思います。

とにかく飽きない。現代的な意味でこれぞ「お寺」というものを見せてくれた玉仏寺。

癒されたい人も、まったりしたい人も、お腹のすいた人も、もちろん信仰心厚い方にも、老若男女問わず受け入れる、そんな懐の深い素敵な場所でした。


入館料20元は少し高いけどね。。。

ちなみに下は、上海で最もメジャーなお寺、静安寺の改装工事の完成予想図なのですが・・・・・・

 

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我々の少ない経験でお寺の姿を既成観念の中に押し込めてはいけませんね。

週末、私用でIKEAに行ってまいりました。



最近週末にIKEAに行くことがあまりなかったのですが、行ってみて驚いたのが下の写真。
 

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大混雑です。年末の日本のデパートのようです。


私用はちょっと六角ドライバーセットの無くした予備パーツを買うだけの用事だったのですが、店内を観察しているといろいろと面白いことがわかりました。

入店するとすぐにソファーのコーナーなのですが、皆さん熟睡しています(笑)。赤ちゃんもおばちゃんも若い人もみな思い思いに座ってソファーの感触を試しながら勢いあまって眠ってしまったようです(写真をとろうとしたら睨まれたので断念)。


そのほか、デジタルカメラでパチパチ撮影している人が目立ちました。こうしたショップは通常撮影禁止というところが多いのですが、IKEAでは特に撮影をやめてくださいということはないようです。

店員さんに聞いてみたところ、写真をとってくれたらその写真と同じようなレイアウトを実現するためによりたくさんIKEAの商品を買ってくれるからとのこと。

なるほど、そういえば数年前は女性誌をみて雑誌と同じファッションをする女性もいましたから(今は自分流のアレンジが進んでいます)、IKEAで写真をとって同じレイアウトにするという考えも納得です。

とにかく人人人で、しかも皆さん熱心に品定めしますからそこかしこのコーナーで渋滞が
起こっており、グラスやお皿が割れてしまう音を何度か聞きました。まあ、これだけ人が入って買い物してくれれば、お皿の一枚や二枚はOKだと思いますが。

現在の上海IKEAは一度引っ越して相当スペース拡張したものですが、それでもあの混雑ですから、将来的には更にスペースを拡張する必要があるかもしれません。

10年ほど前に初めて上海のIKEAを訪れたときは週末でもお客さんはまばらで外国人しかいなかったのですが、考えてみたらあのころと今で商品の価格があまり変わっていないんですね。

ということは、上海の人の消費能力がIKEAの家具を安いと感じて買うことができるまでに成長したということなのかもしれません。

結局この日は上海の消費力の成長を感慨深げに眺めつつ、お目当ての六角レンチのパーツはバラでは買えないというオチでした。

それではまた。

中国で会社をやっている以上、社員は大部分が中国の人なわけですが、今日はちょっと中国の人と仕事をしていて気づいたことを書きたいと思います。

気づいたこととは何かというと、中国の人は日本人以上に「リアル思考」だとということ。


これは、同じく中国の調査会社にお勤めの友人から聞いた話なのですが、調査等で”もし今あなたが総理大臣だったら何を一番したいですか?”みたいな質問はタブーなのだそうです。これは政治問題がダメといういう理由ではなくて、”もし”という仮定の部分が中国での調査では難しいという意味らしい。

例えば日本でこういう質問をすると、参加者はその意図を汲んで、”税金を今の半分にする”とか”義務教育を無料にする”等と答えてくれるわけですが、中国で同じ質問をすると、”私は総理大臣ではないのでわからない”という答えが返ってくることが多いそうです。

まあ、確かにそうなんですけども・・・・・・


同じように下世話ですが”今一億円あったら何を買いたいですか?”という質問をすると返ってくる回答はやはり”持ってないからわからない”とか”貯金”というちょっと調査としては元も子もない回答ということが多いとのことでした。

中国の人の「リアル思考」は私も思い当たる節があって、例えば会議などで業務効率のアップや、能率の向上等、所謂作業系、実務系の新しいアイデア出しとその実施を中国の人にお願いすると、すごい勢いで進めてもらえるし、しかもその作業効率の高いことといったら、優秀な方だと日本人はとても太刀打ちできません。

ところが、”新商品を有名にするためのキャンペーン施策のアイデアを考えてください”とか、”この市場で今後生まれそうな面白い販促手法をまとめてください”というような
誤解されることを恐れず言えば”マーケッターによる妄想”みたいな想像系の作業をお願いすると、先ほどの作業系とは違ってまったく機能しません。

初めは人によるものだと思っていたのですが、何度も同じようなことに出くわすに到って、最近気づいたことが最初の結論”中国の人は超リアル思考”だということでした。

中国人の「超リアル思考」という特徴については今後二つ可能性が考えられると思います。

一つ目

中国市場は発展著しいとはいえ、市場経済の歴史はわずか30年であり、そうしたマーケティング的な素養が殆どの人に定着するほどまだ市場が成熟していない。なので今後中国でも物があふれるようになり、その中で育った世代が社会の中核を担うようになれば、いずれマーケッターに向いている人材が生まれるだろうし、もともと人口が多いので、マーケッターの層は厚くなるに違いない。

二つ目

市場経済の成熟程度というよりも、中国人の気質や国民性が「リアル思考」を生んでおり、そうした”妄想”が苦手な中国人という風潮は今後どんなに時間が経ったとしても大きく変わることはなく、本当の意味でのマーケッターが登場するのは難しい。


日本人がスピーチが苦手だとか、議論がうまくない、独創的なアイデアを生むのが苦手(あくまで巷で言われる一般論として)といった特徴が国民性と判断されていることを考えれば、また中国市場よりは市場主義経済の歴史が長いということを合わせてみても、中国の場合も二つ目の可能性が大きいという判断が普通だとは思いますが、個人的には、そのどちらでもないような気が最近しています。

キーポイントは13億という人口です。

わずか1億2000万人(わずか!?)の日本でさえ、一般的に言われている日本人とは異なるスピーチな得意な人、議論が上手な人、独創的なアイデアを生み出す人が突発的に登場します。ということは、これが人口13億人の中国の場合、日本と同じ確率で突然変異が生まれるだけで、単純に10倍の母数を持つことになります。

単純すぎる計算だとは思いますが、オリンピック等をみればこの巨大な人口の持つ確率性は馬鹿にできないものであることがわかりますし、個人競技で強い中国選手をみるにつけ、
マーケティングの世界でもものすごいプレイヤーが生まれる可能性は非常に高いと思います。

ということは、一つ目の問題である市場経済の発達は時間が解決しますから、更に13億人の中から突然変異が生まれるということを考えると、新たなな可能性

三つ目

市場経済の成熟が進み、ある一定の臨界点に達したところで、そこを境に中国で大量の優秀なマーケッターが生まれる。

というのが一番現実的な判断なのではというのが私の考えです。

その臨界点がいつなのかは何とも予測がつきませんが、他の分野と同様に、中国がいつの間にかマーケッター人材大国になるのもそう遠い将来ではないかもしれません。


と、偉そうなことを書きましたが、実際今でも非常に優秀な中国人マーケッターは各地に存在して活躍していると思うのですが、要は現状うちのような小さい会社では優秀な中国人のマーケッターが中々回ってこなくて、どうしよう!!という愚痴ですので、軽く流していただけて結構です。

長文失礼いたしました。
 

ハンドルネーム。。。

こんにちはhachiです。 

さて、中国のハンドルネーム。

これもなかなか味わい深いです。

基本的に表記が漢字なので、日本人にとっては意味が分かりそうで分からない。分からなそうで分かる。みたいな、微妙な表記が面白いですね。

たとえば、忍者?○とか、失眠者○白天、狂奔的?○、?街○?、○血圧魔女、打○去美国などなど。

あえて訳しませんけど(変な意味になるので)、まぁ漢字が多いので意味を推論してみるのが楽しみのひとつ。

漢字での表現、むしろ微笑ましく感じるのは私だけでしょうか。

日本は、漢字、平仮名、カタカナ、アルファベットなどいろんな表現ができますよね。

でも、中国は基本は漢字。

ただ、アルファベットの英語表記もありますし、漢字とアルファベットのミックスが見られますけどね。

日本だとアルファベットがかっこいいとか、カタカナのほうがイケてるみたいなことがありますが、どうでしょう。

中国ではそんな流行廃りは無くて、ひたすら漢字がかっこいいというか、当たり前なのでしょうか。

まぁ、どうみても中国と日本の関係はいまよりも活発になるでしょうから、日本も今後は漢字がかっこいい、みたいなことになるかもしれませんよね。

ならないか。

 

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日本企業 共同で上海夏祭りを開催

「日系企業が「上海夏まつり」 中国市場開拓に向け手作り」

上海で日系企業が協力し、手作りのイベント「上海夏まつり」が開催されたそうです。
写真をみるかぎりでは、盆踊りなどの日本の典型的な夏のお祭りをモチーフにしているもよう。日本の伝統的な祭りの楽しさを中国の人々に知ってもらえるよいテーマですね。

上海で公的機関が主催していないこのようなイベントの開催は初めてだとか。
一応JETROが事務局になっているようですが企業主体でのイベントが開催されるようになったということは、本当に上海にも日系企業が増えたんだなあと実感できます。

さて記事中のキリン中国社長のコメントが目にとまりました。
「本心では日本のことが好きな中国の若者は少なくないはず。そうした若者が声を上げられる場を提供していくことが大事ではないか」

なるほど、それもそうだなと思います。
中国では芸能界やアニメなど一部の文化について中国の若者の人気を得ていますが、全体的に日本のイメージというのはあまりよくないという感じがします。その理由は戦後教育や日本の対中政策に対する批判的なイメージ、中国内で日本について正確な報道が少ないなど様々です。中国の若い世代には「でも日本はねえ・・・」という感じの漠然とした感覚があるように思います。

このように現地で日本の文化や日本人の気質に直に触れてもらえる機会が増えて、今後そのようなイメージが払拭されていくことに期待したいですね。

一方、日本国内でも中国の現状を知る機会が増え、日本人の中国への認識を変えていくことも大切なように思います。というかこっちのほうが大事かもしれませんね。私自身、日本国内で日本人と話しているときに中国の話題に触れる事が多いのですが、未だに中国は経済的、文化的に後進国であると思われている方々が多いように感じます。

今日の世界的な経済評価やGDPなどを一見するとそれは間違いであることが容易にわかりそうなものですが、やはりここは昔からのイメージのほうが勝るようですね。これは一般的なことだけでなく、日本国内メディアの中国関係の報道もそういうイメージがベースになっているように思います。そういった感覚的なものを払拭する事は簡単ではないですね。

しかしこういうイメージを変えていかないと現状を正確に捉えていく事ができないというのは事実です。先日、米メディアが「中国は新しい宇宙の中心である」とする記事を掲載しました。こういった価値観の転換を啓発する記事は日本でもそろそろ増えていくでしょう。

このShanghai Watchでも現地と日本で共同編集というかたちで、率先して中国の現状を日本の方々にわかりやすくお伝えする所存です。

新浪(SINA) Web解析ツールを導入

ニュースリリース:中国最大のポータルサイト新浪(SINA)に「Omniture SiteCatalyst」を導入


新浪は中国最大のインターネットポータルです。
このニュースで気になるのは上海バーチャルコミュニケーションズという会社が導入したということでしょう。上海バーチャルコミュニケーションズは新宿に本社を置く株式会社バーチャルコミュニケーションズのグループ会社です。

最近、中国内では日本のサービスベンダーの参入が急進しているようです。多くは現地法人を設立して中国内で営業を展開しているようですが、その現地法人が実際に中国のベンダーを差し置いて中国企業から仕事を獲得するケースが増加しているようです。

そのような現地法人の特徴としては仕事が細かく、対応が早いというようなことが評価されているのだとか。このへんは日本人気質が幸いしているようです。中国内のウェブマーケティング業界で躍進している企業の中にも日本企業が目立ってきているようです。

一見すると政治体制やら民族の違いで中国相手に仕事をするのは難しいような気がしてきますが、中国でも日本の質の高いサービスは評価されるということですね。中国の人は価格や品質のようなことは大義名分抜きで非常に合理的に判断する傾向があります。

なので中国で実力を的確にアピールして中国内での知名度を高めることができれば、日本企業が中国で営業を伸ばすことは可能だと思います。日本のマーケッター系のIT企業は他の業界に比べてそういう手腕に長けているところが多いです。そのようなところが現在伸びているのでしょうね。

もともと日本の企業は下請け体質なところが多いです。どのような分野でもその体質から生まれるサービス精神で中国にアプローチしていけば仕事を獲得できる時期に来たのかもしれません。

外山滋比古さんの「思考の整理学」、100万部突破

 

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「思考の整理学」 外山滋比古

 

今日はちょっと中国とは離れた話題ですが

大学生のころにこの本を読んだことがあったのですが、そのときは読書のための読書のようなもので、内容は理解できたのですがそれを深く掘り下げることをしませんでした。

今年の春ころに再読する機会があり、改めてしっかりと読んだ感想としては・・・・・・

すごいです!これ

まだ読んでいない方もいると思うので内容は書きませんが、物事の考え方が、筆者の思考
方法等が何よりとてもわかりやすく書かれています。

アイデアを生み出すことをお酒の醸造に例えたり、グライダー人間と飛行機人間を比較してみたり、ノートの使い方を説明してみたり、エッセイのように軽快な文章ながら、その内容は異常に深く、読後の脳の疲労度は結構なものです。

複数回再読に耐えうるすばらしい本だと思います。

こちらの「知的創造のヒント」もおすすめ

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「知的創造のヒント」 外山滋比古

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写真はお客さんのところから買える途中に立ち寄ったコンビニエンスストアです。

全家(Quan jia)と書いてファミリーマートです。

写真の左側をみると、「外送電話」という表示がみえます。

これは配達サービスの電話番号のことです。

中国のコンビニエンスストアやスーパーは、ほぼすべてデリバリーサービスを行っており、電話一本で何でも届けてくれます。大きいスーパー等では最低金額が決まっているところもありますが、コンビニエンスストアや小さな商店は、牛乳1パックでも届けてくれますから非常に便利なサービスです。

日本の場合、コンビニエンスストアは100メートルおきに一軒というほど普及していて、家から出れば5分ほど歩けば店舗にあたります。

一方中国でも、かつてコンビニエンスストアが激増し、日本同様にあちこちで店舗を見かけるようになった時期がありました(確か2007年ごろ)。が、その後淘汰が進み、かつてほどの店舗数ではなくなっています。

店舗数でカバーできないという欠点を補うように登場したのがこの”外送電話”というサービスで、始まってみれば自分でお店へ行くより面倒がないということもあっという間にサービスとして定着しました。これは、エリア内を店舗で埋めるとは逆の発想で、店舗と消費者を電話で結ぶというアプローチで、日本とは異なる中国独自の販売戦略といえます。

また、実際に来店して購入するのに比べ、電話でデリバリーを頼むとあれこれと注文するので、客単価が高くなるという傾向もみられるそうで、店としても美味しいサービスとなっているようです(※コンビニエンスストアに限る、スーパーの場合は来店して購入するよりも客単価が落ちると言われている)。


中国はサービスがまだまだというお話をよく聞きます。確かにそういった面もあるとは思いますが、中国におけるサービスの充実が諸外国とは異なるアプローチで発展しているという見方をすれば、これからどんな中国独自サービスが出てくるか楽しみでもありますね。

 

人型の果実は売れるのか!?

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スゴイんだけど食べたくない! 中国で人型の果物生産中|デジタルマガジン

さすが中国という感じの果物ですね。
日本でも四角いスイカとかありますが、その比ではないディティールです。
これをみたとき、西遊記の一節を思い出しました。西遊記に赤ん坊の形をした果実が登場するくだりがあるのですが、これは見ようによっては赤ん坊ともみえるかたちですね。

さて、作るのはいいとしてこういうものが売れるのかな?と思い中国の友人に聞いてみたところ「これは売れそうだ!」という意外な回答をもらいました。

ポイントはこの人型が「拝んでいる」こと。
中国の商売人は一般的に信心深く、縁起をかつぐことをとても好むのだとか。そういう商売人に人気がでそうな果物だとのことでした。

そういえば中国の携帯には「仏教ケータイ」なんかがあったりします。これも誰に売れるんだろう?と思っていましたが、確かに中国の信心深い人は本気で買いそうだなと思えてきました。中国には信心深い人向けマーケットがあるのかもしれません。

ちなみに、関連を検索していたらもっとすごい写真をみつけました。
こちらです。

これは写真に不自然なところがあるので合成写真だと思います。
っていうかこれはさすがにないですよね(笑)

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隣のオフィスの前にあった乳酸菌飲料の広告です。一瞬ヤクルトかと思いましたが、韓国の別のメーカーのものでした。

中国消費者の健康意識の高まりとともに乳酸菌飲料市場も拡大しています。日本のヤクルトも大都市を中心に健闘していますが、欧米系、韓国系、中国系と様々なメーカーが乳酸菌飲料を投入するようになり、発売当初ほど目立たなくなってきました。

日本でヤクルトと言えば”ヤクルトレディー”による宅配が有名ですが、中国ではスーパー等店頭での展開です。

逆に、上の広告の韓国メーカーは、宅配サービスをやっているようで、宅配レディーも毎日やってきます。

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名前も”飲楽多(ying le duo)"とヤクルトの”養楽多(yang le duo)”とほとんど同じですから徹底されたものです。

宅配サービスが利益になるかということは別としても、とりあえず試してみるという韓国や中国系企業の積極性は見習いたいものですね。

下は本家ヤクルト

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中国でも振り込め詐欺が多発

「中国でも振り込め詐欺多発 被害1900万元」

急激に都会化が進んでいる中国の都市部ですが犯罪も最新のものが輸入されてきているようです。
日本人と違って中国の人々は他人の言うことを信じない(よい意味でも悪い意味でも)傾向がありますが、実際に被害が出ているところをみるとある程度ひっかかってしまうもののようですね。

それだけ詐欺の手口が巧妙だということもあるかもしれませんが、所得水準が上がって人々の心の中に「とりあえずお金で解決できるなら・・・」という安易な気持ちがでてきているのかもしれません。詐欺師はその隙を狙っているのではないでしょうか。

よく考えてみると、中国の発展はこれらの詐欺が拡大する要素を多分に含んでいると考えることもできます。

オレオレ詐欺に関しては、一族の絆を非常に大切にする中国の伝統を悪用することができるでしょう。中国では一族間のお金の貸し借りはごく一般的なことです。巧く一族の者になりすますことができればお金をだまし取ること自体は難しくないでしょう。

架空請求に関しても消費者金融の解禁とともに債券トラブルに絡めた詐欺が横行する可能性があります。中国政府には詐欺を予防するガイドラインなどをしっかりと策定してほしいものですね。

中国の近代化に伴って今後振り込め詐欺の他にも近代的な犯罪が輸入されてきたり新たな犯罪が誕生してきたりするのでしょうか。そうなってほしくないのは当然ですが、どんなことになるのか気になるところです。