中国政府 Green Dam 導入を断念

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中国政府が全PCへの「Green Dam」導入を断念,中国メディアが報じる - ニュース:ITpro

13日に中日新聞でも報道されていましたが、中国政府がGreen Dam導入義務づけを断念したようです。
中国工業情報化相の発表では、パソコンを購入する消費者に対してはインストールを義務づけないが、公共機関、教育機関等で使用するパソコンについては導入を義務づけるとのこと。手の届く範囲内で実施することに落ち着いたようです。

理由については明らかにされていませんが、やはり国内外からの反発が予想以上に強かったというのは理由の一つに挙げられるのではないかと思います。また、国外から指摘されていたセキュリティホールが修正されたというような情報も確認できていないので、修正作業が難航して計画を断念したという可能性も考えられないことではないです。4170万元もの巨額の予算をかけられていたのに評価が低いのでこれ以上予算がとれなかった、という事情が本気であるかもしれません。

また政治的背景として、国のIT推進の主導権が国家発展改革委員会に移ったというのも理由の一つかも知れません。Green Dam導入は中国工業情報化相が推進していましたが、発改委が主導することになって方針が変わった、または主導権が変わったというのを止める口実とした。ということかもしれません。

とりあえずGreen Dam騒動はこれで終結するようです。

中国のネット上での2ちゃんねる的な盛り上がりや反対署名といった今まで見られなかった現象をみせたこの事件。このブログで追いかけた感想としては、なかなかに興味深い事件だったと思います。今後この騒動を模倣するようなケースが中国のネット上で発生するケースは高いと感じます。

検閲が実施されていて情報制限が行われている中国ですが、アメリカや日本と同じようなケースが起こるようになると中国インターネットに対する評価を変えていく必要があると思います。

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