結局延期されたGreenDamの導入ですが、延期前に反対署名サイトがつくられていたようです。
一万人程度の署名を集めているとか。
当のサイトを探してみました。どうやらここのことのようです。
そのうち閉鎖されるか、海外から閲覧不能になるかもしれないので、スクリーンショットも掲載しておきます。

この記事を書いている時点では署名が15000人に増えていました。
導入は見送りになりましたが、廃止されたわけではないので今後も署名は増えていくかもしれませんね。
サイトの声明は「4170万元もかけてポンコツを作って、ネットユーザーの権利を侵害する工業情報管理部に対して断固抗議するものである。賛同者は署名をおねがいします。」というなかなか強い口調で掲載されています。
反対署名のコメントも概ねそれに賛同するかたちで、Green Damの性能の劣悪さと、それを導入しようとする政府に対する批判が多いです。「党には反対しないが、政府に反対する」という書き込みもみられます。
このあたりは中国世論の特徴ですね。
当のGreen Damは一部の政府や教育機関のPCに導入済みということですが、性能については内部からもいろいろと批判の声が上がっている模様です。適切にフィルタリングしないので仕事にならないとか、そんな苦情もあるそうです。
さらに私がチェックしているセキュリティサイトでもGreen Damの脆弱性をちらほら見かけます。
先日も、Green Damを介してネットワーク上からシステム時計を改ざんする脆弱性が報告され、具体的な改ざん方法が公開されました。政府の肝いりで作られたわりには、穴が多いシステムなのかもしれません。
このような報告にすばやく対応することは、ソフトウェアの信用を勝ち得る有効な手段です。
今後の導入是非の動向を含めて、このようなことも見ものですね。
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